女性向け古キョンサイト・原作者様その他との関わりはありません・R18
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古泉は無題
仮面ライダーの映画楽しみ…
パトスのままに書きなぐった古キョン
↓
ねえ古泉君、あたし、古泉の事好きよ。だから、付き合いましょう、ね?
彼女はそう言って、笑いながら僕の頬に手を伸ばしてきた。綺麗に笑う彼女の姿は立派な女性で、魅力的だとは心から思う。けれどもそこには僕の主観はない。だって僕は、彼女を題材に自慰した事はあっても彼女に性欲を抱いた事は決して無いのだ。彼女になりたいと思う事があっても彼女と共に生きたいと思った事は決して。
何故なら僕は、彼をいとしいと、思っているのだから。
「涼宮さんと交際するなんて、そんな僕には過ぎた事なのでは」
「あたしね、古泉君みたいな気が利いて、優しくて、よくあたしを見てくれる人が好きなの」
僕に逆らう権限など、始めから無かったのだ。
「ありがとうございます。とても、幸せです、これからも、よろしくお願い致します」
「付き合う?ああ、良かったな。ハルヒもとうとう色気づいたか」
「うっ、うるさいわね!!キョンの方こそいつまでも独り身で可哀想ね」
彼の反応は至ってシンプルなもので、友人として模範的なものだった。また一つ、閉鎖空間が生まれる事だろう。
涼宮さんは以前にも増して彼と親しくなったように感じる。友人の域を越えてしまいそうなそれに、周りはまことしやかに涼宮さんと彼が交際しているのでは、と噂する。その度に涼宮さんは悪びれた様子もなく、寧ろ期待の籠もった目で僕をちらちらと見る。叱って欲しいのだ。僕が涼宮さんをきちんと見ているという確証が欲しいのだろう。
「涼宮さん」
「なあに、古泉君」
「今週の土曜日の不思議探索は行けないかもしれません。アルバイトが入ってしまいそうなんです」
「また?んー…まあ仕方ないわね、でもその稼ぎはいつかSOS団に還元しなさいよ!!」
「了解しました」
僕は涼宮さんに彼との接触を咎めたりはしない。彼と、僕がどんなに好きでも手に入り得ない彼と親しくしている事をいかに僕が不満に思っているかぶつけたいと何度思った事か。けれども決して僕は涼宮さんに逆らってはいけないと教え込まれている。
機関に言えば、恐らく涼宮さんの要求通りやんわりと独占欲を見せるように命じてくるはずだ。それをしないのは、僕の辛うじての自意識である。
「こんにちは」
「古泉かよ」
「酷いですねえ。仮にも同じ部活のかけがえのない友人じゃないですか」
無意識な彼の、何も考えていなさそうな横顔を眺めながら、それでも僕は確かに欲望を感じていた。あの、と呼ぶと彼は倦怠感を浮かべて振り返る。その肩を強く掴んで、丁度横にあったトイレの中に入り、壁に押し付けた。旧部活棟のトイレなんて、どうせめったに人は来ない。
「なっ、にすんだアホ古泉!!」
「さあ、何しましょう。僕も生憎考えていないもので」
いっそ、彼を犯してしまおうか。涼宮さんは、いない。
パトスのままに書きなぐった古キョン
↓
ねえ古泉君、あたし、古泉の事好きよ。だから、付き合いましょう、ね?
彼女はそう言って、笑いながら僕の頬に手を伸ばしてきた。綺麗に笑う彼女の姿は立派な女性で、魅力的だとは心から思う。けれどもそこには僕の主観はない。だって僕は、彼女を題材に自慰した事はあっても彼女に性欲を抱いた事は決して無いのだ。彼女になりたいと思う事があっても彼女と共に生きたいと思った事は決して。
何故なら僕は、彼をいとしいと、思っているのだから。
「涼宮さんと交際するなんて、そんな僕には過ぎた事なのでは」
「あたしね、古泉君みたいな気が利いて、優しくて、よくあたしを見てくれる人が好きなの」
僕に逆らう権限など、始めから無かったのだ。
「ありがとうございます。とても、幸せです、これからも、よろしくお願い致します」
「付き合う?ああ、良かったな。ハルヒもとうとう色気づいたか」
「うっ、うるさいわね!!キョンの方こそいつまでも独り身で可哀想ね」
彼の反応は至ってシンプルなもので、友人として模範的なものだった。また一つ、閉鎖空間が生まれる事だろう。
涼宮さんは以前にも増して彼と親しくなったように感じる。友人の域を越えてしまいそうなそれに、周りはまことしやかに涼宮さんと彼が交際しているのでは、と噂する。その度に涼宮さんは悪びれた様子もなく、寧ろ期待の籠もった目で僕をちらちらと見る。叱って欲しいのだ。僕が涼宮さんをきちんと見ているという確証が欲しいのだろう。
「涼宮さん」
「なあに、古泉君」
「今週の土曜日の不思議探索は行けないかもしれません。アルバイトが入ってしまいそうなんです」
「また?んー…まあ仕方ないわね、でもその稼ぎはいつかSOS団に還元しなさいよ!!」
「了解しました」
僕は涼宮さんに彼との接触を咎めたりはしない。彼と、僕がどんなに好きでも手に入り得ない彼と親しくしている事をいかに僕が不満に思っているかぶつけたいと何度思った事か。けれども決して僕は涼宮さんに逆らってはいけないと教え込まれている。
機関に言えば、恐らく涼宮さんの要求通りやんわりと独占欲を見せるように命じてくるはずだ。それをしないのは、僕の辛うじての自意識である。
「こんにちは」
「古泉かよ」
「酷いですねえ。仮にも同じ部活のかけがえのない友人じゃないですか」
無意識な彼の、何も考えていなさそうな横顔を眺めながら、それでも僕は確かに欲望を感じていた。あの、と呼ぶと彼は倦怠感を浮かべて振り返る。その肩を強く掴んで、丁度横にあったトイレの中に入り、壁に押し付けた。旧部活棟のトイレなんて、どうせめったに人は来ない。
「なっ、にすんだアホ古泉!!」
「さあ、何しましょう。僕も生憎考えていないもので」
いっそ、彼を犯してしまおうか。涼宮さんは、いない。
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